日本でウインタースポーツが始まったのはいつ?

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スキーと同様に古い歴史を持つスケート

スキーの歴史とスケートの歴史

スキーはスケートより若干早くから始まったとも言われていますが発祥も日本にやって来たのも時期的には大変近いと言えます。
北欧ではスキーが発展していったのに対してスケートはオランダなどで発展していきますが、これは河川などに氷が張りやすいが雪が少ないと言った立地条件や気象の違いからでしょう。
スケート靴の刃の部分は動物の骨で作られた痕跡があります。
形状は見た目そんなに鋭利ではありませんでした。
当時は農民などは少しでも早く物を運びたい道具として使っており、貴族は娯楽として楽しんでいたようです。
19世紀になると現代のフィギュアスケートの様にバレーの要素を取り入れたものが披露されています。
演技したのはアメリカのバレーダンサーであるジャクソン・ヘインズで、今ではオリンピック競技でよく見るスピンもこの頃既に彼が考案したのです。
残念ながらこの優雅な演技は当時はアメリカではあまり高い評価が得られなかったようです。

日本で滑られたのはスキーより早かった

明治24年、幼少期から西洋文化に接することが多かった新渡戸稲造が後に渡米し、札幌農学校に3足のアメリカ製のスケート靴を持ち帰ってきました。
これが日本人が初めてスケートを滑った日と言われています。
しかしながら初のスケートリンクは明治9年に横浜にでき、スケート靴も明治10年にはアメリカの人教師が既に同じ札幌農学校に持ち帰ったと言いますからスキーと同じく初めて多くの学生が滑った日と言う意味で理解した方が良いでしょう。
3足では多くの生徒には使えないことから当時は下駄に鎹(カスガイ)と言いう両端がコの字型に曲がった釘を付けて滑ったようです。
後にこの下駄スケートの刃の部分は鎹から鉄製の刃に代わり昭和30年頃まで一般的に使われていました。
これによってスケートは多くの日本人に広まったのです。